ハウスキーピング協会から 14
2018.03.07
本来は大したこともないモノが見る人にとってはとんでもなく価値が高くなることがあります。そんな人間のパターンをビジネスにしているのがオークションサイトです。オークションサイトは、今まで絶対に探せないと思っていたものが目の前にあります。思わず「購入できる」という嬉しさが価格を釣り上げてしまうのです。よく映画に出てくる美術品の「競り」とかに似ていますね。このように世の中には、ストーリーを付けることにより価値が勝手に高くなるものもありとても面白いと思います。
メモリーはストーリーよりも何倍も素敵で厄介と表現しておきましょう。端的に言えばメモリーがあるから人間らしいので・・・と言われてしまうと たとえ物が片付かなくても正当性があるように聞こえるものです。メモリーは人間が持つ「思い出」という感情とモノを重ねたイメージだと考えています。つまりモノを見るとその時の思い出が鮮明によみがえってくるという訳です。(つづく)
