ミニメイドそうじろうブログ「家事代行サービスの広まり」
私が家事代行サービスを始めたときには、実は誰も競争相手がいなくてブルーオーシャンという市場でした。誰も始めていなかったので、競争する相手がいない市場だったのです。
お客様も同業他社がないので比較ができないために、ミニメイドのサービスしか知りませんでした。
敢えて考えると、競争相手はちゃんといて「主婦」の方々でした。
家事を他人に頼むのに後ろめたさを感じる、手抜き主婦と思われたくない、家の中を見られるのに抵抗がある、どんな人が来るのか不安、物がなくなるんではないか、ミニメイドという会社聞いたことないわ等という不安が先行してしまって、電話をかけるというところまで行きませんでした。
今のようにインターネットで自社をアピールできる時代ではなかったので、知ってもらうことが大変でした。
ブルーオーシャンであることは確かでした。
地道にチラシの配布やダイレクトメールをコツコツ出していました。
追い風と言える風は、「男女雇用機会均等法」という法律ができて施行されたことで、女性が仕事で活躍できるように家事支援するという流れが少し生まれました。
職場における男女の差別を禁止し、募集・採用・昇給・昇進・教育訓練・定年・退職・解雇なの面で男女平等に扱うことを定めた法律です。
今の時代は当たり前ですが、当時は男女の差別があったようです。
今では家事代行サービス業界もレッドオーシャンとなっていますが、ミニメイドサービスが生き残れたのは、マーケットを絞り込んだからといえます。
果たして何に絞ったのか?次号に続きます。