ハウスキーピング協会から 18
2018.05.02
整理収納アドバイザーの考え方のひとつ、メモリーについてお話ししています。
モノが片付かないとても大きな理由となっているメモリーは、モノの種類によって前述のようにメモリー化傾向が強いモノがありますが、これは少なからず皆さんが経験するような「あるある」ことです。
一方でその人の性格による影響でメモリー化しやすい人がいます。一つは物の少ない時代に育った方たちで筆者の父もその一人です。
モノを手放すことを極端に嫌がる傾向にあります。生活に関わる全てのものに昔の「持てなかった過去」というストーリーを重ねてしまう為、特別なものでなくても単なる生活雑貨がすべてメモリー化して、手放すことが難しくなるのです。
整理収納アドバイザーは、このような場合無理に捨てたりすることをお勧めしないようにしています。それは何故でしょう。(つづく)