【ミニメイドそうじろうブログ】創業当初の悩み
1982年にアメリカに既にあった家事代行サービス会社を訪問して、半年間毎日考えて1983年(昭和58年)4月15日に東京都世田谷区尾山台で、日本初の家事代行サービス業ミニメイドサービスを始めました。
世の中にこの業種はなく、全く新しく作ったので、私達は分かっていても、何をする会社なのか分からないとよく言われました。
家事代行サービス業でなく、家庭のお掃除サービスにしたほうがいいのではとも言われました。
私は、家事代行サービス業というのに拘りました。
未知の世界ですが、誰も見たことのない世界を自分たちの行動で生み出すことができるという熱い思いだけで事業を生み出しました。
採用は、何とか3名の女性が面接の末入社してくれました。
一番最初に面接した方は、それ以来30年間ミニメイドで働いてくれました。
なんといっても最大の悩みは、仕事が受注できませんでした。
半年間受注できずに毎日研修とチラシまきをしていました。
電話が鳴ると、チラシを回収しに来いという怒りの電話でした。
当時手の込んだチラシをと思い、ホテルに宿泊するとよくある「起こさないでください」とドアノブに引っ掛けて置くタイプと同じものを、ミニメイドの宣伝を書き勝手にドアにぶら下げて毎日歩き回っていたら、回収しろと怒られて評判が悪かったです。
流れが変わった瞬間がありました。
私が趣味でお付き合いをさせていただいていたかなり有名な方がいて、その方に仕事が上手く行かず困っているという話をしたら、マスコミに売り込みなさいと言われて、その方が家庭画報を紹介してくれて、家事代行という記事が出ました。
日本で初めてです。
電話が驚くほど掛かってきました。注文がどんどんきました。
ようやく、家事代行業としてお客様のお宅に訪問して仕事をすることができました。
”こんなことを言ったら馬鹿にされるかな。自分の困っている現状を尊敬している人に伝えたらどう思われるか・・”
という不安がありましたが、苦しい現状を素直に話したら、マスコミへのアプローチを教えてもらえました。
家事代行サービス業のスタートは、半年間仕事がなかったという最悪のスタートでした。
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•育児短時間勤務を子が小学校3年の終了時まで延長
•介護中の女性従業員からの声を受けて時間単位の年次有給休暇を整備
•女性従業員の自己成長につながる研修・勉強会等の実施